空の風景

10月に入り、朝晩は冷え込む
ようになって来ました。
日の入り場所が、次第に南に傾き
夕暮れが早くなり、一抹の寂しさ
を感じる季節となりました。
所用への道沿いに、満開の秋桜
と、色鮮やかに咲いた彼岸花とが
重なり合う光景に、目が留まり
ました。
和服の柄等に、良く似合い
そうな彩りの秋桜と、色鮮やかな
朱色のペンキを、床に零したかの
ような、鮮明な彩りの彼岸花との
対比に、心が惹かれました。
秋の入り口での、肌寒い風が
吹く中で、美しい彩りの競演の
上に広がる、10月の空を
切り取ってみました。
記事を読む 秋の彩りの競演と、10月の空。
空の風景

とある、病院からの帰り道で
いつも、タバコ休憩をする
境内に咲く、ツツジの花で
有名な寺院に、立ち寄り
ました。
季節が進み、田植えが終わった
田圃、フジの花の開花、燕が飛び交う
など、まるで、初夏を思わせる気候
となって来ました。
日中は、汗ばむ陽気となり
朝から、羽織っていた薄手の
ブルゾンを、脱ぎました。
木立の合間を、抜けて来る
風が、心地よい日和でした。
季節が、飛ぶように過ぎ去るのを
実感します。今年の、夏は長く
なりそうな、予感がします。
早くも、満開の時期を過ぎようと
している、ツツジの花の上に拡がる
花曇りの様に、霞んだ4月の空を
切り取ってみました。
記事を読む 花曇りのような、4月の空です。
空の風景

弥生3月となりました。2月は
あっという間に、通り過ぎました。
3月に入り、大分暖かくなる
かなと、想っていたのですが。
早朝の海辺は、違いました。
未だ未だ、冬の余韻が残って
いました。
夜明けから、冷たい小雨が
降っていました。
海辺に着く頃には、時たま厚い雲間
から太陽が顔を出すように
なっていました。
冬空によく見掛ける「天使の
梯子」と呼ばれる、放射線状の
何本もの見事な、光の筋を観る事
が出来ました。
一日の内で、寒暖差が大きいの
が、今の時期だと実感しました。
曇よりとした、冬のような
空の下に、寒々とした海原が
広がっていました。
そんな、冬の余韻が残る早朝の
海の風景を、切り取ってみました。
記事を読む 冬の余韻が残る、海の風景です。
空の風景

車のガソリンを、入れに行った
ついでに、近くの海岸に立ち寄っ
てみました。
そこで、目にした光景は静かな
海の上で、雷鳴と、稲光、激しい
雷雨とが、渦巻く空模様でした。
折しも、台風11号が沖縄の
南へ近づく、朝でした。
大きな、勢力を保ちながらの
台風の襲来です。その、力を
見せ付けるように、観たことも
無い程の凄い、雷雲が湧き
起っていました。
分厚つく、垂れ込めた雲間から
垣間見えた、台風の大気の撹乱
から生まれた、激しい、雷雨と
雷鳴、稲光の、9月の空を
切り取ってみました。
記事を読む 雷鳴と稲光の9月の空です。
空の風景

早朝の、涼しさが幾分
増して来たように、感じる
この頃となりました。
所用で、西の方へ出掛けました。
行く途中の道で、川を見渡せる
所を通り掛かりました。
風が無いせいか、川面が
鏡面のように、穏やかでした。
その、川面にくっきりと8月の
青い空と、雲が映って
いました。
思わず、足を停めその絵の
様な、美しい景観に見惚れて
しまいました。
直ぐ側を国道が走り、バイクの
走行音が大きく、聞こえるのです
が、この風景を眺めて居る
間は、静けさを感じました。
所用への、道中で観ることが
出来た、鏡の様な川面に
映る、8月の夏空を
切り取ってみました。
記事を読む 川面に映る、8月の空