感動した風景

滅多に見えない靄が
立ち込めた、海の風景
です。

 

 朝に起き、海辺へ散歩に

出掛けました。

今日22日は、二十四気の一つの

「小雪」でした。

 

  夜明け前からの快晴で、指の先に

冷えを感じる位の、寒気に覆われて

いました。散歩中、微かに吐く息が

白かったです。

 

  山の稜線の上が、薄赤くから白へ

と変わり、明るくなり始めました。

30分もすれば、日の出となる

位の時でしょうか。海辺に

出ました。

 

  海面を今期一番の、寒気が覆った

ようで靄がまるで、湯煙のように

立ってました。幸運にも、稀少な

幻想的で、水墨画の世界の様な海の

風景を眺める事が、出来ました。

 

  11月小雪の日の、寒気が作り

出した、靄が立ち込める海の風景

を切り取って見ました。

植物のある風景

色鮮やかに紅葉した
木々に、感動しきり
でした。

 

  春日和となった休日に

とある、植物園を訪れました。

午後の日差しに映えて、鮮やかさ

を増した紅葉を纏った、木々を

観る事が出来ました。

 

  時折、強い南風が枝葉を

揺らし、枯れ葉を周りに撒き

散らしていました。

 

  突然、子供達の歓声が聞こえ

て来ました。見れば、園の係り員

に引率された、十人程の親子連れ

が山中の、見学コーズから帰って

来たところでした。

 

  少し暑かったのか、上着を小脇

に抱え、紅葉した木々の下に

集まり説明を、受けていました。

どの顔も、興味津々です。

 

  自然だけが作り出せる、色鮮やか

な木々の紅葉の濃淡に、感動しきり

といった、様子でした。

 

  今年の夏の猛暑を経て、色鮮やか

な紅葉を見せてくれた、木々を観て

ひとしおの感慨を、覚えました。

 

  子供達の歓声に、包まれながら

目にも鮮やかに紅葉した、木々を

切り取ってみました。

季節の風景

折からの、北風に
一斉に南へなびく
ススキの穂達です。

 

  10月も、終わろうとしている

時季を迎えました。

好天に誘われ、先週の土曜日に

ススキの群生地へと、出かけ

ました。

 

  銀色に輝く穂を付けた、ススキの

群れを観ることが、出来ました。

「日差しがたっぷり」なのですが

少し肌寒いと思ったら、北寄りの

風が吹いていました。

 

  野分と言う程の、強い風では

ありませんが、北風に翻弄される

ススキの穂達を観ていて、季節の

変遷を実感しました。

 

  吹き通る、北風に煽られて

一斉に、南に向かってお辞儀を

しているような、銀色に輝く

ススキの穂の動きを、切り取って

みました。

 

空の風景

満開の秋桜と彼岸花の
競演に、秋の到来感じ
ました。

 

  10月に入り、朝晩は冷え込む

ようになって来ました。

日の入り場所が、次第に南に傾き

夕暮れが早くなり、一抹の寂しさ

を感じる季節となりました。

 

  所用への道沿いに、満開の秋桜

と、色鮮やかに咲いた彼岸花とが

重なり合う光景に、目が留まり

ました。

 

  和服の柄等に、良く似合い

そうな彩りの秋桜と、色鮮やかな

朱色のペンキを、床に零したかの

ような、鮮明な彩りの彼岸花との

対比に、心が惹かれました。

 

  秋の入り口での、肌寒い風が

吹く中で、美しい彩りの競演の

上に広がる、10月の空を

切り取ってみました。