空の風景
2月に入り、額にキーンと来る
なるような、寒さが幾分和らいで
来ました。
彼方此方で、梅の花の満開の
報せが届くように、なって
来ました。
少しばかり、遠出をして
梅の花を観に行きました。
早咲きの桜で知られる、川沿い
の道沿いに、紅梅が今を盛りと
咲いていました。
割りと大きな、紅梅の木で
四方に伸びた枝に、見事な
花を付けていました。生憎の
曇り空でしたが、その可愛らしい
薄ピンク色の花には、暖かい
春の兆しを、充分に感じる事が
出来ました。
早朝の玄関先に、出た時に
肌を刺すような寒さが、少し
和らいで来たように、感じます。
例年より早い、春の到来を
感じられた、紅梅の薫る2月の
空を、切り取ってみました。
記事を読む 梅の香、薫る2月の空。
季節の風景
1月も、はや過ぎ去ろうとして
いる今日此の頃と、なりました。
気温が、2桁台となった土曜日に
公園を散策しようと出掛けました。
穏やかに晴れ渡り、おまけに
風も殆ど吹いていない、穏やかな
日和でした。
早くも、公園内には菜の花が沢山
咲いていました。
春を思わせる陽気の中、色鮮や
かな黄色い花を陽光に輝かせて
いました。
散歩する人や、犬の散歩をさせて
いる人等が、多く見られました。
そんな、菜の花が咲く傍らの
日溜りの中で、犬を散歩中の
人達が談笑する光景が
ありました。
早くも、色鮮やかに咲いた
菜の花の色合いが、日溜りの
温もりの中、談笑する人達と
相まって、より華やいで見える
ように感じられました。
暖かい陽光の中、菜の花が
咲く早春の訪れを、切り取って
みました。
記事を読む 菜の花が咲く、日溜りの中。
感動した風景
年末の天気予報では、1月1日は
雨の予報が、出ていました。
「今年は、初日の出は見えないかな」と
想って寝ました。(-_-)
2024年が明け、早朝5時空を
見上げると、なんと星が見える位の
好天でした。逸る気持ちで、海岸沿
いへと向かいました。
防波堤の上には、既に大勢の人が
車を止めて賑やかに、談笑しながら
初日の出を、待っていました。
元日の寒さの中、大勢の人達と
心待ちにする中、茜色に輝く
雲間から、太陽が昇って来ました。
「今年も、恙無いように」と
手を合わせながら、拝む事が
出来た、2024年初日の出を
切り取ってみました。
記事を読む 2024年、初日の出です。
空の風景
12月[師走]となりました。今年の
冬は暖冬だろうとの、予想が出て
いました。
それが一変、今週の日曜日の予想
は、1月並の真冬並の気温と言う
事でした。
前日の、土曜日はなんと20度台
の気温で、季節外れの陽気でした。
ところが、日曜日の午後は予報通り
に西の空から、山々に覆いかぶさる
ように、雪雲が襲来して来ました。
身を切る様な、冷たい北風に
乗り、日光を遮り山々を覆い
隠す程の凄い、雪雲でした。
いきなりの、雪雲の襲来に
身が縮こまるような寒さの
冬の始まりを知る、空模様
となりました。
木枯らしが吹き、朝、寒さに
身震いして起きる厳冬の到来を
告げる、雪雲が襲来した12月の
空を切り取ってみました。
記事を読む 雪雲襲来の、12月の空です。
映画プレイ・バック
【序章】
零戦が、爆弾を抱えたままで
着陸ギアを出すシーンが、後方から
のアップ画面から始まります。
着陸したのは、特攻に向かう戦闘機が
故障した時に、着陸する小笠原諸島の
大戸島守備隊基地です。時は昭和
20年の事です。
搭乗していたのは、神木隆之介演じる
敷島浩一です。実は、故障を偽って
着陸した事が、後に分かります。
この出来事は、主人公である敷島の
生き残る事への、強い執着心を持って
いると言う事を伺わせます。この映画の
サブ・タイトルである「生きて、抗え。」
に繋がっていると、思いました。
その日の夜、神木は海辺に出て
海岸線に、深海魚が沢山浮いている
のを見掛ます。
やがて、この島に古くから伝わる生き物
「呉爾羅」が上陸して来ます。
守備隊員達の必死の抗戦にも関わらず
全長15メートルもある呉爾羅にあわや
全滅の一歩手前までやられてしまい
ます。
零戦の20ミリ機関砲で撃ってくれ
との必死の懇願に、敷島は
操縦席で呉爾羅に照準を
合わすも、その獰猛さに怯え慄き
逃げ出してしまいます。
この時の事が、後々まで敷島の
悪夢となって、彼を苦しめ続け
ます。
そして、この失態が、青木崇高演じる
橘 宗作整備隊隊長との間に確執を
生む事になります。
【あらすじと見所】
その年の冬、終戦を迎え一面焼野が原
となった、東京へ帰って来た敷島は
僅かに、表札部が残るのみとなった
我が家の惨状に、茫然と立ち尽くします。
隣近所の、安藤サクラ演じる太田澄子に
両親の安否を尋ねると、空襲で二人共
亡くなった事を告げられます。
敷島は、思わず「生きて帰って来いって
言われたのに」と呟いてうなだれて
しまいます。
やがて敷島は、ひょんな経緯から
浜辺美波演じる大石典子と、典子が
空襲の最中に重症を負った女性から
託された赤ん坊の明子と共に3人で
時折、太田澄子の手助けを受けながら
我が家跡に建てたバラック小屋で
暮らし始めます。
生活費の糧を求め、特設掃海艇に
乗り込み、機雷除去の仕事を始めます。
そこで、佐々木蔵之介演じる海進丸艇長
秋津淸治、元技術士官である吉岡秀隆
演じる野田健治らと出逢います。
やがて、狭いながらも、新築した
我が家で3人で暮らせるように
なります。
そんな中、ビキニ環礁での核実験の
影響を受け、巨大怪獣へと変貌した
呉爾羅こと、ゴジラが焦土と化した
東京を襲います。
それまでも、特設掃海艇海進丸での
掃海作業中に、ゴジラに遭遇して
旧日本海軍、重巡高雄に助けながらも
なんとか、命からがら敷島達は逃れる
事が出来ます。
東京の、銀座を襲うゴジラの圧倒的な
破壊力と口から放射する、熱線ビーム
の破壊力は、小型核爆弾並みの威力
です。
ゴジラ来襲により、敷島達の生活は
大きく変わってしまいます。
やがて、元技術士官であった野田健治
が立案した作戦のもと、敷島達は
ゴジラに立ち向かう事になります。
敷島は、操縦士の経験を活かし
大戸島で出逢った、因縁の橘
整備隊長を捜し出し、彼が整備
した幻の、局地戦闘機「震電」
に乗り、ゴジラに立ち向かう事に
なります。
独特の前翼型の震電を操り
敷島が眼下に拡がる美しい日本の
原風景を眺めるシーンが特に印象に
残りました。
そして、映画冒頭での無意味な特攻とは
違い幼い明子が暮らす、日本を守る為の
決意と覚悟が良く画かれている、シーン
だと、感じました。
【まとめ】
この映画を、観終わって感じた事は
第二次世界大戦の、無謀さ、虚しさが
よく画がかれていると、感じました。
ゴジラの、圧倒的な破壊力とパワー
に「生きて、抗え。」のサブ・タイトル
にある通り、今有る物で戦う事こそが
尊い事だと、考えさせられました。
現在も続く、ウクライナと中東ガザでの
瓦礫と化した街並みを、連想させられも
しました。
戦乱の嵐の中でも、生きて抵う勇気の
大事さを、考えさせられる映画だと
思いました。
記事を読む ゴジラ-1.0を観ました。